Greater New York Dental Meeting 2015へ参加してきました。



 

先週日曜日は、全米最大規模を誇るグレーターニューヨークデンタルミーティングに行ってきました。

基本的には、一般歯科医向けのデンタルショー、学会なので、専門医の学会とは規模が全く違います。ヒト、ヒト、ヒト。。

会場は多くの来場者でごった返していました。


昨年も来場しましたが、今年は帰国、一ヶ月後に開業が迫っているので、買い物も待ったナシ。

必要な器材や材料をここぞとばかりに大量購入しました。

4年前こちらに来た当時は、激しい円高で、一ドル80円代でした。一方、今現在は一ドル123円。

単純に計算すると、1000ドルの器材を円換算すると、75000円で買えたものが、123000円するという。。。

為替相場にはいつも悩まされます。

ただそれでも、日本で買うより安いのは何故でしょうか。

それはさておき、今回は時間があったので、最新の材料や器材を十分吟味して購入することが出来ました。

こちらは顎機能、顎の運動経路を正確に測定する装置です。


こちらはスイス製の診療台です。Coolですね。車の座席のようです。

来月初旬に無料見学会、相談会を開催し、その際じっくりと今回購入した治療の際に使用する器材や、BS歯科の診療システム等について、説明させて頂く予定です。

専門医による治療は、保険診療で認められているような「応急処置」でありませんので、歯を削って、型を採って、被せものをセットして、ハイ、終了、というわけにはいきません。


こうした極細のチップを使用し、たとえ小さな虫歯でも一時間かけ、当然神経の処置には平均で1時間以上費します。こちらは歯の破折を診査するための器材。


専門医の行う治療が、どれほどこだわりぬいたものであり、時間のかかる、手間ひまのかかるものか。

当然私は根管治療、神経の処置は応急処置以外行いません。

補綴専門医ですので、審美補綴、インプラント、入れ歯等、補綴専門医の専門領域に特化することになります。

BS歯科の備品や材料などを手に取ってみて下さい。

きっと正真正銘オーダーメイド、カスタムメイドという言葉がふさわしいと感じて頂けることでしょう。