【お知らせ]留学日記「レジデントの情景」(歯界展望11月号)

毎月留学日記を掲載している歯界展望11月号が発売になりました。

この留学日記連載のお話は、日本で大変お世話になっていた鈴木尚先生から頂いたご提案でした。

「日本で開業しながらわざわざ大学院まで入学して色んな経験を積んできたんだ。君なら、アメリカの歯科医療にかぶれることもなく、今までの留学レポートとはひと味もふた味も違った留学日記が書けるでしょう。楽しみにしています。」

こうしてずいぶん過度の期待(プレッシャー?)をかけられていたのでした。

一年間も連載を飛ばさず、かつ鈴木先生の顔に泥を塗ることなく続けられるか少し心配していましたが、次回は無事最終回を迎えることが出来そうです。

歯界展望の編集担当であるSさんからは、

「白先生の留学日記は、アメリカ専門医課程のリアリティがありのまま伝わってきて、社内でも好評ですよ。日本の歯科医療への鋭い考察も大変興味深いです。」

という労いの言葉や感想を頂きました。

年末セミナーを松浦先生と一緒に開催することを相談すると、わざわざ留学日記のページに「お知らせ」の案内まで作成頂き、本当に感謝しています。

歯科医の友人はもちろん、日本でお世話になっていた先生方からも、読んでいるよとメッセージを頂きまして。

少しは恩返しが出来たかなとほっとしているところです。

これから留学を目指す方、現在留学中の方も、もしこうした機会があれば是非チャレンジして頂きたい。

日本人の場合、本人の能力や英語力等よりも、実はこうした現場での情報量の不足や偏った情報ゆえ損をしたり。

要らぬ労力によって苦労することが多いことを実感されていると思います。

道なき道を切り開き、自ら作った道を後進のためにさらに広げる。

そして自身が到達したレベルよりさらに上を目指し、乗り越えていってもらう。

そうして日本の歯科医療も良い方向に進んで発展していくでしょう。

そんな社会が実現してくことを願っています。

そしてこれからも、自分に出来ることは何かと自身に問い続けながら、出来る範囲で社会貢献していければと思いを新たにしています。

まさに今回のタイトル「Onwards & Upwards! (前進あるのみ)」の精神ですね。



さて今回は一度目はペリオ、二度目は治療費のことで色々あった患者さんのお話。

咬合力が強く、仮歯が2ヶ月で壊れてしまい顎位が左側のMIPにずれ、どうなるかとヒヤヒヤしましたが。。

いよいよ来週最後のアポイントを迎えます。

一般歯科医の皆様。

インプラントが絡む奥歯の治療、特に5本以上のブリッジや咬み合わせの高さ変更が必要なケース等で悩んだことはありませんか。

そうしたケースは、補綴専門医への紹介も念頭において頂ければと願う次第です。

BS歯科 インプラントオフィス


院長 白 賢

「お知らせ」
現在、ニューヨーク大学歯学部補綴科にて勤務しており日本におりません。
BS歯科富山 インプラントオフィスでの初診、無料相談などは2015年12月より受付を開始致します。