歯界展望7月号に掲載された留学日記のテーマは、インターナショナルコース?ポストグラデュエイトコース?
今回のテーマについては、歯科医師の方々から多くの反響を頂きました。
記事にあるように、私はインターナショナルコースを否定していません。もちろん、例えば短期の海外研修であっても参加しないよりは参加し、海外の空気に触れ、同じ志しを持った歯科医師間同士で形成されたネットワークは人生に潤いもたらすでしょう。
ニューヨーク大学にも私が所属している補綴専門医課程のような正規の専門大学院(PG Program:ポストグラデュエイトプログラム)、1年間のインターナショナルコースとは別に、インプラントのCDEコースがあり、そうした短期の研修プログラム (CDE)を修了しただけで、さも大学院でも修了したかのようにクリニックのホームページ等で大々的に書き並べるのはいかがなものでしょうか、と疑問に思っているのも事実です。
やや大げさに聞こえるかもしれませんが、補綴専門医課程の修了書は私にとって、己の人生をかけて挑んだ戦いの証し。その想像を絶する苦闘の日々を思えば、その肩書きが極めて安易に使用されていることに対して、残念な思いを持たざるを得ません。
さて、ニューヨーク大学のインターナショナルプログラムは、私が在籍しているニューヨーク大学歯学部の正規大学院であるPG(ポストグラデュエイト)プログラムへの登竜門として位置づけられていましたが、来年以降は閉鎖されるとか。。外国人歯科医師向けのコースとして世界中から有能な歯科医師の学びの場、交流の場として機能していただけに非常に残念です。
インターナショナルコースが閉鎖された後でも、ニューヨーク大学は現在のような多様なバックグランドを維持出来るのでしょうか。今後注目してみたいと思います。
今回のテーマについては、歯科医師の方々から多くの反響を頂きました。
記事にあるように、私はインターナショナルコースを否定していません。もちろん、例えば短期の海外研修であっても参加しないよりは参加し、海外の空気に触れ、同じ志しを持った歯科医師間同士で形成されたネットワークは人生に潤いもたらすでしょう。
ニューヨーク大学にも私が所属している補綴専門医課程のような正規の専門大学院(PG Program:ポストグラデュエイトプログラム)、1年間のインターナショナルコースとは別に、インプラントのCDEコースがあり、そうした短期の研修プログラム (CDE)を修了しただけで、さも大学院でも修了したかのようにクリニックのホームページ等で大々的に書き並べるのはいかがなものでしょうか、と疑問に思っているのも事実です。
やや大げさに聞こえるかもしれませんが、補綴専門医課程の修了書は私にとって、己の人生をかけて挑んだ戦いの証し。その想像を絶する苦闘の日々を思えば、その肩書きが極めて安易に使用されていることに対して、残念な思いを持たざるを得ません。
さて、ニューヨーク大学のインターナショナルプログラムは、私が在籍しているニューヨーク大学歯学部の正規大学院であるPG(ポストグラデュエイト)プログラムへの登竜門として位置づけられていましたが、来年以降は閉鎖されるとか。。外国人歯科医師向けのコースとして世界中から有能な歯科医師の学びの場、交流の場として機能していただけに非常に残念です。
インターナショナルコースが閉鎖された後でも、ニューヨーク大学は現在のような多様なバックグランドを維持出来るのでしょうか。今後注目してみたいと思います。